備前焼は、岡山県備前市周辺を産地とする炻器で、日本六古窯の一つに数えられており中でも最も古い焼き物で日本遺産に認定されています。

釉薬を一切使用せず絵付けもしない焼き物で、1200〜1300度の高温で焼き、土の性質や、窯への詰め方、窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されるのが特徴です。一つとして同じ色、同じ模様にはならない、手作りの味わい深さが魅力で、「使えば使うほどに味が出る」と言われており、茶器・酒器・皿などが多く生産されております。